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名誉を重んじること―小室圭さんの文書について [秋篠宮家]

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4月8日に、眞子内親王との婚約が内定している小室圭さんの文書が発表されました。

ネットや週刊誌報道では小室さんに不利な話題ばかりが強調されているようです。

しかし、私は小室さんと眞子様のご結婚を応援しています。


大体、週刊誌というのは「あることないこと」どころか、「ないことないこと」を売り上げを確保するために書き立てるものです。その週刊誌にお母さんの元婚約者なる男性が記事の種を「匿名」で提供したことを知った時点から、違和感を覚えました。

この度、小室さんの文書を読んで、元婚約者の代理人を務めているのが弁護士資格のない、週刊現代の記者(匿名)であることを知って、最初の疑惑が一層深まりました。

それは元婚約者と「週刊現代」の記者がタッグを組んで、些細な事柄を皇室スキャンダルに仕立てて、「週刊現代」の売り上げに貢献しようと思ったのではないかということです。

○匿名の元婚約者、代理人は匿名の週刊現代記者
○実名公開の小室佳代さん、代理人は実名公開の上芝弁護士

この両者を比較しただけで、どちらがより誠実であるかと言えば、実名を公開されている側であると考えるのが常識ではないかと思います。


文書の中で、文書発表前から私の想像に一致していて、共感したた2点について、述べます。


☆☆

「金銭トラブルと言われている事柄に対する私や母の認識を公にすることを避けてきた理由は、元婚約者の方のプライバシーを必要以上に晒すことになる可能性もあると考えたためです。」

https://dot.asahi.com/dot/2021040800031.html?page=2

「借りたお金であろうがなかろうが一括でお金を渡せば済む話なのになぜそうしないのか、といった意見が当初からあることについては承知しています。どのみち支援を受けたのは事実なのだから元婚約者の方がお金を返して欲しいと言うのであれば渡せばよいではないか、たとえ元婚約者の方のおっしゃることが事実でないとしても支援に感謝しているのならお金を渡すべきだ、といった意見もあったと思います。それでもそうしなかったのは、どのような理由があろうと、早期解決と引き換えに借金でなかったものが借金であったことにされてしまう事態を受け入れることはできないと考えたからです。借金だったことにされてしまえば、元婚約者の方のおっしゃることが正しかったということになり、私や母は借金を踏み倒そうとしていた人間だったのだということになります。これは、将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します。それを仕方のないことだとは思いませんでした。一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありましたし、今でも、同じように受け止めています。」

https://dot.asahi.com/dot/2021040800031.html?page=4

☆☆


1点目

「私や母の認識を公にすることを避けてきた理由は、元婚約者の方のプライバシーを必要以上に晒すことになる可能性もあると考えたためです。」

週刊現代の記事が出た時に、早い時点でなぜ文書や記者会見で記事についての説明をしないのかと多くの人々が言っていましたが「お世話になった人をなるべく傷つけたくない、すぐに反論したら、匿名の相手のプライバシーを公に晒すことになる」という懸念は、世間ずれしていない佳代さんや小室さんにしてみれば、きわめて自然な感情だと思います。
できれば当事者間で静かに話し合いたいと交渉を続けて来たのに、その誠意を裏切った元婚約者と、記事を次々掲載した「週刊現代」側に、よほど非人情な恐ろしさを感じます。


2点目

「借金だったことにされてしまえば、元婚約者の方のおっしゃることが正しかったということになり、私や母は借金を踏み倒そうとしていた人間だったのだということになります。これは、将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します。(中略) 一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありましたし、今でも、同じように受け止めています。」


支援を受けたのだから、借金を踏み倒したと言われても、返すのが大人のやり方だという人々がありますが、私は「名誉」なんかどうでもよいではないか、お金を払って丸く収めればそれでよいという、事なかれ主義的な解決法は、大嫌いです。小さなことならやむをえずそうやって解決することもありますが、本件は小さなことではありません。

ですから、小室さんの、「名誉」を重んじる決意に、さわやかさを覚えます。今時、珍しいほど、真剣な生き方ができる人だと思います。小室さんの生真面目すぎる考え方を、世間知らずと受け取る人もあるかも知れませんが、私はとても共感できます。


小さな話ですが、名誉について、自分の中学生の時の体験を思い出しました。
今、思えば、それは「お金」ではなく、「名誉」の問題でした。


私は、母から「ウソツキは泥棒の始まり」と言われて育ったので、自分で言うのも変ですが、22歳まで生真面目に、ウソをつかない人生を過ごして来ました。(22歳の時、大人社会で痛い目にあって「ウソも方便」という処世術を知ってしまい、それからは小さいウソをつくこともあります)

そんな私が中学一年で初めて、小学校は徒歩だったので、電車通学をした時のことです。最初の定期券買い替えの時、うっかり期限を過ぎてしまったのです。

当時は自動改札ではなく、駅員さんが改札口に立って目視で確認していたので、乗車駅では、定期券の期限切れを見逃されました。

下車した学校最寄りの駅で、駅員さんがいきなり私の定期券を取り上げたのでびっくりしました。駅員さんから「期限が切れています」と叱られました。

運の悪いことに、前日は通っていた私立中学の創立記念日で、私の学校だけが休校でした、

駅員さんは、前日の分も支払いなさいというのですが、私は「昨日は創立記念日で休校でした。電車に乗っていません」といいました。駅員が「ウソをついてはいけない」というので、私は「ウソじゃありません」と押し問答になりました。

その時、私の中学校の年配の先生が改札を通りかけて、自分の学校の生徒が駅員と言い合っているのを見て、話に割って入ってきました。私は、(先生が昨日休校日だったと証言してくれる、そうすれば、私がウソをついたのでないことが分かる)と安心しました。

ところが予想に反して、先生は「早く、昨日の料金も支払いなさい」というのです。自分の学校の生徒が駅員と言い合っている場面は体面が悪いから一刻も早く解消したいという考えだったのでしょう。ともかく払いなさいの一点張りでした。

私は本当に腹が立ちました。お金の問題ではなく、自分がウソをついていないのに「ウソをついた生徒」のレッテルを張られることが、どうしても我慢できなかったのです。その場をとにかく丸く収めようという先生の態度が許せませんでした。

押し問答の末、駅員さんも私がウソをついていないことを信じてくれて、料金は当日分だけになりました。

その時のことを思い出しました。

先生はお金さえ払えばよいと思ったようですが、私はそこで折れなくてよかったと思います。折れていたら、それ以後、改札を通るたびにその時の屈辱感を思い出したことでしょう。

幼い中学生が乗車賃のことで「ウソをついた」と言われただけで、あれだけ悔しかったのですから、小室さんの気持ち、「借金を踏み倒した家族」の汚名をこれから家族になる眞子様にあるいは将来の子供たちに負わせたくないという気持ちがすごくよく分かる気がしました。


今日も読んでいただき有難うございました。
お健やかな一日でありますようお祈り申し上げます。


参考資料:

(「【速報】小室圭さん 文書発表!」2021年4月8日 愛子さま 皇太子への道
https://aiko-sama.com/archives/5187


タグ:眞子さま
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