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皇后陛下・雅子様、お誕生日おめでとうございます [皇后陛下]

20201208雅子様2DSC_0954blog.JPG今日、12月9日は、皇后陛下・雅子様の57歳のお誕生日です。
お健やかにお誕生日を迎えられたことを、心よりお祝い申し上げます。

宮内庁ホームページ「皇后陛下お誕生日に際してのご感想」から、本当は全文掲載したいほど深いお言葉なのですが、一部抜粋させていただきます。
国民に寄り添う、きめ細かいお気持ちが、ひと言ひと言に込められていて、心に響きます。


☆☆☆

“新型コロナウイルス感染症により,世界中で,そして日本国内でも多くの方が亡くなっていることに対し,この場をお借りしてお悔やみ申し上げます。世界の各地で,あるいは日本国内で,多くの方がこの感染症に苦しみ,懸命の治療にもかかわらず亡くなっていく現実は,本当につらいものです。”

“医療に従事される皆さんが,大勢の患者さんの命を救うために,そして,感染の拡大を防ぐために,、日夜献身的に力を尽くしてこられていることに,心からの敬意と感謝の意を表したいと思います。”

“私自身は,特に昨年来,全国の多くの皆様から寄せられた温かい祝意に感謝しつつ,国民の皆様の現在の困難な状況を思うとき,国民のお一人お一人が,幸せであっていただきたいかけがえのない存在であるということを身にしみて感じます。感染症の不安が渦巻く中,様々な面で自由が失われている日々の中で,多くのご苦労と努力を重ねてこられたものとお察しいたします。

また,新型コロナウイルス感染症により苦労をされている方々の置かれた状況をより良く理解し,心を寄せることができればとの思いで,様々な分野の専門家や現場で対応に当たられている方々から,陛下とご一緒に度々お話を伺ってきました。

医療関係者の皆さんの置かれた環境やご苦労,お年寄りや障害を持った方々をめぐる状況,社会的孤立を深めやすい生活困窮世帯への影響や,そうした世帯の子供たちへの学習支援活動,感染対策と学習との両立に取り組む学校現場の状況など,現場に従事し,取組を進める方々から直接現状を伺うことができました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の中にあって,特に,ご高齢の方や基礎疾患のある方のご心配もいかばかりかと思いますが,そのような方々や障害のある方,あるいは生活に困窮している方や子供たちなど,社会的に弱い立場に置かれている人々を支える努力をされている方々の尽力にも大きなものがあると思います。

同時に,現在のこの状況の中で自分たちに何ができるかを考え,行動しようとする,若い人たちも含む多くの方の新しい試みや取組を目にするとき,勇気付けられ,心温まるとともに,人と人との絆きずなの大切さを強く感じます。

困難な状況に直面する人々を支え,力を尽くしている全ての方に深い敬意と感謝の意を表したいと思います。”

(「皇后陛下お誕生日に際してのご感想」https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/40

☆☆☆

ご感想では、このほか、新型コロナウイルス感染症の、経済社会活動への影響も、深く憂えておられます。このようなお言葉をいただけることに、深く感謝申し上げます。


私事ですが、皇后陛下のことを学ぼうと思い、友納尚子さんの著書『皇后雅子さま物語』を読み始めました。読み進むほどに、雅子様が、天皇陛下をお支えする最良のパートナーでいらっしゃることが思われ、よくぞ皇室に嫁いでくださったとの感を深くしております。

以下は、同著に書かれていた、雅子様の小学生、中学生の時の話です。

小学生の時は生物部に入られ、小学校の生物部顧問だった岸田先生は、

「静かなんだけど物事をはっきりというお子さんでした。生物に対しても筋道を付けて考えることができ、将来はお医者さんか理系の学者さんになるのかと思っていたので、外務省や皇室に入られた時には驚きました」

と言われたそうです。

中学に入られてから、お気に入りはもっぱら野球でした。お父さんと同じ巨人ファンで、高田繁選手のファンだったそうです。学校の近くに巨人軍の練習場があったので、野球好きの同級生と練習を見に行くことがありました。

当時、通っておられた田園調布雙葉(小、中、高一貫校)には、野球部がなかったので、部活で野球をしたいとの気持ちが高じて、小学校の時に友達と野球部を立ち上げようと約束し、中学入学と同時に同級生を誘って11人を集め、野球部は無理でしたが、ソフトボール同好会を立ち上げました。雅子様の、同好会での背番号は、高田選手と同じ8番を勝ち取り、体操着に8を貼り付けて妹たちに自慢されたそうです。

芸能界にはまったく関心がなく、友達が芸能雑誌『平凡』、『明星』を見ているのに、『プロ野球全選手写真名鑑』を読むのが好き、歌番組は見ないで、テレビ番組「プロ野球ニュース」を欠かさず見ていて、『巨人の星』、『あしたのジョー』などスポーツ漫画から手塚治虫の作品までよく読まれました。お父様(小和田恆さん)とキャッチボールをして、玉が速いので、恆さんは、手が痛くなったそうですが、知人には
「まさか娘とキャッチボールができると思っていなかった」
と、嬉しそうに語られたとのことです。

天は二物を与えずということわざがありますが、雅子様の場合は二物どころか、才色兼備、健康で、性格も明朗、クラスの人気者でいらしたとのこと、多くの才に恵まれた、皇室に入るために生まれて来られたような方なのだと思いました。外の世界でいくらでもご活躍できたでしょうに、皇室に入っていただけたことに、あらためて感謝申し上げたいと思いました。

医師団の発表によれば、

「皇后陛下には,依然としてご快復の途上にあり,ご体調には波がおありです。そのため,大きい行事の後や行事が続かれた場合には,お疲れがしばらく残られることもあります。」

とのことです。

いつの日か、小学生、中学生のときのように、活発で伸び伸びとした雅子さまになられますよう、心静かに、御快癒をお祈り申し上げたいと存じます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

今日一日が、皆様にとって素晴らしい一日でありますようお祈り申し上げます。

タグ:皇室
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