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ニホンヤモリとカネタタキなど―わが家の小さな生き物たち [環境問題]

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今日は趣向を変えて、わが家の小さな生き物たちについて、書いてみます。

書こうと思った動機は、ニホンヤモリがレッドリストに載っていると聞いて、わが家にも昔からいるのにと思ったからです。レッドリストに載っているなんて信じられません。写真はすりガラス越しではっきりしませんが、逃げ足が速いので、撮影はこれが限界です。捕まえると傷つけたりするのでそれはしません。

※レッドリストとは、国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリスト

この家に引っ越して20年近くなりますが、ニホンヤモリは最初からいて、何かのはずみで出てくると飼いネコが目の色を変えて、追っかけていました。たまに捕まえて、ヤモリの頭だけがその辺に転がっていたりして。そのネコがだいぶ年取ったので、ヤモリは何代目の子孫か分かりませんが、夏になると網戸やガラス窓に張り付いてかわいいものです。

真夏には、アブラゼミが主役です。庭中、バタバタ飛び回っています。

秋の虫では、コオロギもいますが、チッチッチと鳴くのは、カネタタキのようです。カネタタキの声は、ここに引っ越して、初めて聞くようになりました。澄んだ響きがかすかに聞こえますが、姿は見たことがありません。

その他、ひところ困らされたのは、コガネムシでした。長いこと栽培していた植木鉢の紅白の梅やバラが枯れてしまい、ひっくりかえしたら、コロンとした幼虫が一鉢から2、3匹、出てきました。土にもぐりこんでいて根っこを食べつくしてしまうとのこと、もっと早く気が付けば良かったのですが、うかつでした。木にはかわいそうなことをしました。

数年前には、3年くらい連続して、ヒロへリアオイラガが庭の柿の木に大発生しました。最初の年は、小さいうちに葉っぱごと切り取って地面に落とすと、幼虫はそれきり木に登って来ないので、薬を使わずに、根気よく地面に落として、退治しました。きれいなグリーンですが、触ると刺されて痛く、大変な目に遭うので、触らないほうがよいです。

翌年は、忙しくてそれができないでいるうちに、柿の木の葉っぱがほとんど食べられてしまいました。どうなることかと思っていたら、何と、新芽が次々と芽吹いて、すっかり復活したので、柿の木の生命力に驚かされました。柿は渋柿ですが、毎年、干し柿にして楽しんでいます。

今年は暑さのせいか、ミョウガが例年になく、多めに収穫できました。ミョウガの花もうっすらした色と形が好きです。

ささやかな庭で、ほとんど放置状態なのですが、こうして書き出すと色々な生き物がいるものですね。身近に、小さな生態系があることを思うと、こういう世界を子孫に引き継いでいけるとよいなと思います。

今日も読んでいただき有難うございました。

暑い日が続きますが、お身体にお気をつけてお過ごしください。

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