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ブログ再開の理由―14年前を振り返って [ブログについて]

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仕事でも趣味でも、時々振り返ることは、大切なことです。今日はこのブログ開設の理由と先月から熱心に再開(更新)し始めた理由を振り返りたいと思います。


このブログは、2006年11月にスタートしました。こんなに息の長いブログも珍しいでしょう。


先月再開を決めたとき、新しいブログを立ち上げることも考えました。が、これまで過去の文章を読んでいただいた皆様のことを思い継続することにしました。


14年前、ブログ開設の時、以下のように書きました。

「昔も今も変わらないひとの思いやり、自然を敬う心、そんな心の表現は、さまざまな形で、いまも、いたるところに、見つけることができます。
そんな、心あたたまることやものを、さがして、 書いてみようと思います。」
https://onkochisin.blog.ss-blog.jp/2006-11-30


昔の人々に思いをはせることは、両親に感謝すること、先祖に感謝すること、天皇陛下に感謝することにつながります。両親、先祖、天皇に感謝することは、生長の家から学びました。ブログ開設当初は生長の家を伝えたい気持ちもありましたが、今はその枠組みを意識しないで、自由に心のままに綴っていきたいです。


日本の今の喫緊の課題は、「安定的皇統継承」のための「皇室典範改正」です。愛子さまに皇太子になっていただきたいというのは、私が10年以上、熱願していたことでもあります。
それもブログ再開の引き金になっています。

世の中には口では「天皇はすばらしい」と言いながら現在の皇室の皆様の思いを理解しようとせずに、天皇の願いを閉ざす「男系男子の継承」に固執する一群の人々がいます。安倍政権のブレーンでもある彼らは「皇室典範」改正を20年も30年も先延ばしにしようと画策しているようです。

なぜそうなってしまうのか。彼らは日本の歴史を学んでいないし、歴史の中を貫いてきた天皇の祈りも、表面的なことは勉強したかも知れないが、真のお心を少しも分かっていないことが原因ではないかと思います。

私は35年前おこがましくも「天皇陛下のエキスパートになる」と決意しました。それから、「皇室」のグラフを毎月購入し、明治天皇の御製を読み、天皇の記者会見その他のお言葉を必ず読むなど、天皇の御言葉に日々接する私なりの努力を払ってきました。

自慢話をしたいわけではありません。単なる素人のオタクです。

しかし歴代天皇を日本史全体と通して、学んだことはありませんでした。皇室を知るには、天皇御自らが書かれた「お言葉」そのものを味わい、そこから伝わってくるものを自分の感性で受け止めることが、最良の道だと思っています。それで前々から手元にあった『歴代天皇の御歌―初代から今上陛下まで二千首-』をテキストにして文章を書くことを思い立ちました。

この作業によって「皇室は日本国の宝物である」という信念を強めて参りたいと思います。


戦前生まれの父母、叔父、叔母たちは皇室を尊敬しながら同時に自分の親戚に近いような親しみを持っているように思えます。皇室の方の口真似をしたり、気楽に話題にのせていました。

戦後に生まれた人々はどうしても皇室に心の隔たりを覚え、話題にすることに抵抗があるようです。尊敬は必要ですがもっと隔たりを外して気楽に話題にできる空気があってもよいのではないかと思います。

故高円宮憲仁(のりひと)殿下が、「良いことでも悪いことでも皇室を話題にしてほしい。無関心が一番よくない」と言われた言葉が強く心に残っています。「皇室制度は不要という議論をしてもらってもかまわない」とも言っておられたと思います。不要は極端な例で、私は「皇室は絶対に必要」と思っていますが、それでも「無関心よりましだ」との故高円宮殿下のお言葉は皇室を語る時の私の支えになっています。

皇室が国民の間でもっとのびのびと語られるようになると良いと思い、このブログが少しでもそのお役に立てればと願っています。

いにしへの 人の心を たずねれば ほのかにともる やまと言の葉

                          By たると


今日も読んでいただき有難うございました。

皆様にとって今日が心豊かな一日でありますようお祈り申し上げます。

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