皇位の安定継承―有識者会議設置 [皇室典範改正]
去る3月16日、加藤勝信内閣官房長官が、記者会見で、皇位の安定継承策を議論する有識者会議を設置することを発表しました。
いよいよ皇位の安定継承策の検討が始まります。今度こそ、皇室典範改正につながり、皇室消滅の危機が去って、末長く皇室が栄えることを、深く祈念申し上げます。
高森明勅氏のブログ「皇位の安定継承への有識者会議設置」では、このテーマについて、大切なポイントをまとめておられるので、一部を抜粋して、高森氏の言葉を理解するための私なりの説明を加えながら、学ばせていただきます。
(高森氏ブログ:https://www.a-takamori.com/post/210317)
加藤勝信内閣官房長官は、3月16日の記者会見で、皇位の安定継承策を議論する有識者会議を設置することを発表しました。
皇位の安定継承策について、上皇陛下のご譲位を可能にした特例法の附帯決議では、同法施行(平成31年4月30日)後、速やかに検討をスタートさせる約束でした。
政府は、それを2年も引き延ばして、やっと重い腰を上げました。
その間、「皇女プラン」という無茶なプランで、やり過ごそうとしましたが、民間、野党の良識によって押し戻すことができました。同プランは、当事者でいらっしゃる皇室のご内意をうかがうこともなく進めようとしたとのことです。
上皇陛下の御譲位を可能にした特例法の際の有識者会議の迷走を見ると、皇位の安定継承の有識者会議に過大な期待はできません。
皇位の安定継承というテーマは、国家・国民にとって最重要課題ですから、内閣の一諮問機関に過ぎない有識者会議で方向性を決めるのではなく、国民の代表機関である国会の全党・全会派の総意によって、基本的な方向性が決められるべきでしょう。
各政党は、圧倒的多数の国民が何を求めているかを真剣に見極め、真の民意に立脚した判断を行う必要があります。
一方、心ある国民は今こそ、皇室の将来に寄せる自分たちの思いを、しっかりと政治の場に届けなければなりません。
附帯決議が政府に求めていた検討課題は次の通りです。(附帯決議の文言です)
「政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること」
以上は、高森明勅氏の3月17日のブログを読んでまとめさせていただきました。
(「皇位の安定継承へ有識者会議」2021.3.17【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/post/210317)
以下は、私見です。
○「皇女プラン」は、当事者でいらっしゃる皇室のご内意をうかがうこともなく進めようとしたとのことです。政府は、当事者の皇室をないがしろにするのもいい加減にしてほしいです。
○「心ある国民は今こそ、皇室の将来に寄せる自分たちの思いを、しっかりと政治の場にとどけなければなりません」その通りです! 私も及ばずながらがんばります!
○御譲位を可能にした特例法の付帯決議に
「皇族方のご年齢からしても先延ばしすることはできない」とあります。
眞子内親王のご結婚が控えていますが、「臣籍降下して一般国民になられる」のか「女性宮家の当主になられる」のかが、宙に浮いたままです。
眞子様のお立場が確定しない中で、マスコミの歪んだ報道が広まり、国民の間に、小室氏に対する根拠のないバッシングが起きているのは、たいへん悲しいことで、深く憂えています。
冷静に事実だけを見れば、小室氏に「破談」とまで言われるほどの瑕疵がないことは、良識ある人には分かるはずです。
小室氏に説明せよと求められても、眞子様のお立場が確定しない限り、説明が困難であるのは当然だと思います。女性宮家の当主になられる時の説明の仕方と、眞子様が一般国民になられる場合の説明の仕方は、おのずから内容が変わってきます。お立場が決まらないうちは、説明できないのも仕方がないと思います。
その意味でも、お立場の確定は、先延ばしのできない現実の重要課題です。
今のままでは、皇室の一員として、これまで一心に献身されてきた眞子内親王が、あまりにもお気の毒です。
私は、眞子様に女性宮家の当主になっていただきたいし、小室圭さんには眞子様の良き伴侶として、皇族になっていただきたいと考えています。眞子様が選ばれた方ですから、誠実な方であると思います。
そして、天皇直系の長子であられる愛子さまに皇太子になっていただくことを、念願しております。
今日も読んでいただき有難うございました。
皆様にとって穏やかな一日でありますようお祈り申し上げます。
いよいよ皇位の安定継承策の検討が始まります。今度こそ、皇室典範改正につながり、皇室消滅の危機が去って、末長く皇室が栄えることを、深く祈念申し上げます。
高森明勅氏のブログ「皇位の安定継承への有識者会議設置」では、このテーマについて、大切なポイントをまとめておられるので、一部を抜粋して、高森氏の言葉を理解するための私なりの説明を加えながら、学ばせていただきます。
(高森氏ブログ:https://www.a-takamori.com/post/210317)
加藤勝信内閣官房長官は、3月16日の記者会見で、皇位の安定継承策を議論する有識者会議を設置することを発表しました。
皇位の安定継承策について、上皇陛下のご譲位を可能にした特例法の附帯決議では、同法施行(平成31年4月30日)後、速やかに検討をスタートさせる約束でした。
政府は、それを2年も引き延ばして、やっと重い腰を上げました。
その間、「皇女プラン」という無茶なプランで、やり過ごそうとしましたが、民間、野党の良識によって押し戻すことができました。同プランは、当事者でいらっしゃる皇室のご内意をうかがうこともなく進めようとしたとのことです。
上皇陛下の御譲位を可能にした特例法の際の有識者会議の迷走を見ると、皇位の安定継承の有識者会議に過大な期待はできません。
皇位の安定継承というテーマは、国家・国民にとって最重要課題ですから、内閣の一諮問機関に過ぎない有識者会議で方向性を決めるのではなく、国民の代表機関である国会の全党・全会派の総意によって、基本的な方向性が決められるべきでしょう。
各政党は、圧倒的多数の国民が何を求めているかを真剣に見極め、真の民意に立脚した判断を行う必要があります。
一方、心ある国民は今こそ、皇室の将来に寄せる自分たちの思いを、しっかりと政治の場に届けなければなりません。
附帯決議が政府に求めていた検討課題は次の通りです。(附帯決議の文言です)
「政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること」
以上は、高森明勅氏の3月17日のブログを読んでまとめさせていただきました。
(「皇位の安定継承へ有識者会議」2021.3.17【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/post/210317)
以下は、私見です。
○「皇女プラン」は、当事者でいらっしゃる皇室のご内意をうかがうこともなく進めようとしたとのことです。政府は、当事者の皇室をないがしろにするのもいい加減にしてほしいです。
○「心ある国民は今こそ、皇室の将来に寄せる自分たちの思いを、しっかりと政治の場にとどけなければなりません」その通りです! 私も及ばずながらがんばります!
○御譲位を可能にした特例法の付帯決議に
「皇族方のご年齢からしても先延ばしすることはできない」とあります。
眞子内親王のご結婚が控えていますが、「臣籍降下して一般国民になられる」のか「女性宮家の当主になられる」のかが、宙に浮いたままです。
眞子様のお立場が確定しない中で、マスコミの歪んだ報道が広まり、国民の間に、小室氏に対する根拠のないバッシングが起きているのは、たいへん悲しいことで、深く憂えています。
冷静に事実だけを見れば、小室氏に「破談」とまで言われるほどの瑕疵がないことは、良識ある人には分かるはずです。
小室氏に説明せよと求められても、眞子様のお立場が確定しない限り、説明が困難であるのは当然だと思います。女性宮家の当主になられる時の説明の仕方と、眞子様が一般国民になられる場合の説明の仕方は、おのずから内容が変わってきます。お立場が決まらないうちは、説明できないのも仕方がないと思います。
その意味でも、お立場の確定は、先延ばしのできない現実の重要課題です。
今のままでは、皇室の一員として、これまで一心に献身されてきた眞子内親王が、あまりにもお気の毒です。
私は、眞子様に女性宮家の当主になっていただきたいし、小室圭さんには眞子様の良き伴侶として、皇族になっていただきたいと考えています。眞子様が選ばれた方ですから、誠実な方であると思います。
そして、天皇直系の長子であられる愛子さまに皇太子になっていただくことを、念願しております。
今日も読んでいただき有難うございました。
皆様にとって穏やかな一日でありますようお祈り申し上げます。
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